衛生管理者1種に一発合格しました（備忘録）

少し時間が経ってしまいましたが、なんとか衛生管理者1種に一発合格しましたので、備忘録としてまとめておきます。

2種に続き、なんとなく勢いで1種の受験手続きを。
「有害」だけで合格ラインを超える自信がなかったため、すべての科目で受験することにしました。

8月7日　大阪労働局へ

2種の合格通知の原本証明があればすぐ手続き可能とのこと。窓口の方々はとても親切で、10月の立命館大学茨木キャンパスでも受験できると教えてくださいました。
「お、チャリでも行ける距離！」と思いつつも、10月は予定が読めなかったので、思い切って加古川（9月12日受験）を選択。

勉強が進まない8月

• 8月8日　終日出張
• 8月10日　美容院（超ロングヘアなので長丁場）
• 8月11日　元上司のワンマンライブ（同窓会的に大盛り上がり）
• 8月16日深夜　ハムスター「もちこ」急変
• 8月17日　動物病院搬送も午後に永眠（夜に埋葬）
• 8月18日　破裏拳女王ライブ＠茨木JACK LION
• 8月23日　人見元基さんのライブ参戦のため東京へ
• 8月27日・30日　終日出張

これらに加え、通常業務・家事・歯の治療（前歯4本リプレース）・講演準備なども重なり、8月はついに1分もテキストを開けずに終わりました。

9月6日　ようやく初勉強

テキストを開き、目次を眺め、有害範囲のボリュームを確認。2種の内容をどれだけ覚えているか確かめるため、得意分野の「労働生理」を通読し、過去問8回分を約2時間半。

9月11日　試験前夜と訃報

出張続きで勉強時間が取れず、すでに諦めモード。
しかし、専門学校の外国人留学生たちに講義中こう宣言してしまいました：

「試験前に心折れそうになることもあるかもしれない。でも、諦めないで！先生も明日テストです！
サラピン（＝まっさら）のテキストだけど、あきらめません。一晩で合格できるよう頑張ります！」

自分で自分の首を締める形で（笑）夕方からコメダ珈琲にこもり、労働法務以外をざっと総復習。約3時間。

帰宅後シャワーを浴び、深夜0時前に机へ。
そこへ大学の後輩からのメッセージ――同期の「N」が急逝したという知らせ。
私のボーカル人生の出発点を作ってくれた恩人でした。まだ52歳。早すぎます。

連絡を取り合ううちに集中力が切れ、「今生きている自分は、今やるべきことをやらねば」と思い直し、仮眠をとって5時起床。試験までの3時間、過去問の×箇所と頻出テーマを集中学習。

9月12日　試験当日

加古川駅に到着。晴天。気持ちは引き締まっていました。
試験は3時間。私は最後まで粘り、何度も見直し、言い回しの微妙な違いまで注目して選択肢を吟味。
「諦めない」と心で何度も唱えました。

合格発表とその後

問題は回収されるので自己採点はできません。発表日、受験番号を見つけた瞬間、不思議と「闘志」が湧いてきました。

人生には、思いがけない不運やタイミングの悪さがつきもの。でも、元気で生きている限り、真剣に取り組めば結果は必ず出る――そう確信しました。

もし不合格でも再挑戦するつもりでしたが、合格通知はまるで「前へ進め！」というサインのように感じました。
結果がどうであれ、真剣に取り組んだ時間は確実に「財産」になります。

兄弟弟子の勧めで始めた衛生管理者試験でしたが、想い出深い受験になりました。