2025/10/31

老後を“孤独”にしない──行政書士が見てきた幸せな独居の共通点|おひとり様が笑顔で暮らすために

老後を“孤独”にしない──行政書士が見てきた幸せな独居の共通点

「家族がいない」「子どもに迷惑をかけたくない」── そんな思いから、おひとり様として生きる道を選ぶ方が増えています。

しかし、「ひとり=孤独」ではありません。 実際に行政書士として関わってきた中で、心穏やかに、笑顔で老後を過ごしている方々には、いくつかの共通点がありました。

今日は、その中から3つの習慣を紹介します。

1.「頼れる人」を“複数”持っている

ひとりで暮らしていても、完全に孤立しているわけではありません。 ご近所、友人、専門家──頼れる人を複数持っている方ほど、日々の安心感が違います。

「何かあったらこの人に連絡を」という関係を、少しずつ育てていくことが大切です。 任意後見や財産管理契約なども、その一環として“信頼を形にする”方法のひとつです。

2.「日々の楽しみ」を自分で作っている

幸せなおひとり様に共通しているのは、「楽しみを待つ」のではなく「楽しみを作る」姿勢です。 ガーデニング、読書、ボランティア、ピアノ、散歩──どんな小さなことでも構いません。

楽しみがある人は、「誰かに必要とされる場」も自然と増えます。 それが、孤独感を遠ざける一番の秘訣です。

3.「片づけ」を“心の整理”と捉えている

生前整理という言葉は、決して“終わりの準備”ではありません。 本当に大切なものを見つめ直すことで、これからの時間をより豊かにする再スタートの儀式です。

書類や物の整理を通じて、自分の価値観や希望が整理されると、 「次はこう生きよう」という前向きなエネルギーが湧いてくるものです。

まとめ:孤独を恐れず、「信頼」と「喜び」を育てる

老後を幸せに過ごす人たちは、孤独を避けようとはしていません。 むしろ、自分と向き合う時間を大切にしながら、他者とゆるやかにつながっているのです。

吹田市岩瀬行政書士事務所では、
任意後見・死後事務委任・財産管理契約のサポートに加えて、 ご希望に応じて生前整理や終活に関するアドバイスも行っています。

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