2026/3/22

第4回自己PRがうまくできない人へ|それ、能力の問題ではありません【就活応援シリーズ】

第4回|自己PRがうまくできない人へ

それ、能力の問題ではありません

「自己PRが書けない」
「何をアピールすればいいのかわからない」
「すごい経験がない」

こういう相談は、本当によく受けます。
でも、その多くは能力の問題ではありません。


■ そもそも「PR」の意味、間違えていませんか?

多くの人が、
「すごいことを言わなければいけない」
「人より優れていることを見せなければいけない」
と思っています。

でも、それは違います。

PRという言葉のもともとの意味は
Public Relations

相手との関係(Relation)をつくること

就職活動で言えば、
会社と自分の「縁」を紡ぎにいくことです。


■ 最初にやるべきことは「自分」ではない

自己PRなのに、最初に考えるべきは「自分」ではありません。

相手です。

  • どんな会社なのか
  • どんな仕事なのか
  • 誰のために存在しているのか
  • 何を価値として提供しているのか
  • 他社と何が違うのか

ここが曖昧なまま、自分の話をしても意味がありません。


■ 多くの人がやっていないこと

求人票を見る。
会社説明を読む。
先輩社員の声を読む。

もちろん大事です。
でも、それだけでは足りません。

その会社が「お客様に向けて発信している情報」を見ていますか?

「製品がよくわからない」
そう思ったなら、

まず言葉の意味レベルから調べてください。


■ 相手を知らずに、縁は結べない

相手のことを知らないまま、
「自分を採用してください」と言うのは、

正直、無理があります。

縁は、理解の上にしか生まれません。

ここまで読んで、
「いや、それくらいやってます」
と思った人もいるかもしれません。

でも、正直に言います。

そこまでやっている人は、自己PRで困っていません。


■ ズレの正体

自己PRが書けない理由は、

能力がないからではなく、
相手を知らないまま自分の話をしているからです。

厳しいことを言うようですが、

相手のことをよく知らないまま
「採用してください」と言っている状態では、

それは縁を結びにいっているとは言えません。


■ 赤い糸は、妄想でもいい

完璧な正解である必要はありません。

「自分はこう役立てると思う」
「こういう関わり方ができるのではないか」

仮説でいい。妄想でいい。

大事なのは、 そこまで考えているかどうか


■ 面接官が見ているもの

面接官は、 「その内容が正しいかどうか」 を見ているわけではありません。

相手に向き合っているか
どれだけ考えているか
どういう姿勢で仕事に向き合う人か

そこを見ています。


■ 最後に

自己PRとは、

自分のすごさを語ることではありません。

「この会社で、どう機能するか」を伝えることです。

強い人ほど、 「何ができるか」ではなく 「どう使われるか」を理解しています。

だからこそ、やることはシンプルです。

相手を知ること。
自分を知ること。

そこまで考えた上での言葉は、必ず届きます。

知ろうとした人から、関係は始まります。