2026/2/18

「自転車だから」は通用しない|当て逃げ被害から学んだ、いざという時の対処

「自転車だから」は通用しないという話

少し前のことです。

青信号で横断歩道を渡ろうとした瞬間、左折してきた自転車が私の腕に接触しました。

「すみませーん!」 そう言って、そのまま走り去っていきました。

そして、なぜか私は、とっさに「ごめんなさい」と言っていました。
今思うと、あれは何だったのだろう。悪くないのは、どう考えても私の方です。

そのときは大したことはないと思いました。
でも帰宅後、腕はしっかり内出血。見事な打撲でした。
すぐに警察へ届けなかったことを、少し後悔しています。

自転車は「車両」です

自転車は軽やかで、日常的で、どこか「歩行者に近い」印象があります。
でも法律上は、道路交通法の車両です。

歩行者優先の横断歩道で接触し、そのまま立ち去れば、状況によっては 事故不申告救護義務違反過失傷害等に該当する可能性があります。

「自転車だから大したことない」では済まないのです。
近年は自転車事故の増加を受け、罰則や取り締まりも強化されています。
軽い気持ちの運転が、思わぬ法的責任につながる時代です。

もし同じことが起きたら

私の反省も込めて、書いておきます。

  • 相手の特徴(服装・自転車の色・進行方向など)をできる範囲で記憶・メモする
  • その場で110番通報(迷ったら相談でOK)
  • 痛みが軽くても、できれば医療機関を受診する
  • 必要に応じて診断書を取る
  • 後から痛みが出ても、警察へ相談する(遅すぎることはありません)

「大したことないかも」と思っても、あとから症状が出ることは珍しくありません。
そして通報は“相手を罰するため”だけではなく、自分を守るためでもあります。

そして、もう一つ

私がいちばん腹立たしかったのは、逃げられたことよりも、
自分が反射的に「ごめんなさい」と言ってしまったことでした。

でも今は思います。
あれは責任を引き受けたのではなく、場を荒立てないための反射だったのだと。

ただ、責任は曖昧にしてはいけない。
終活のご相談でも、交通の場面でも、最後に問われるのは「自分の行為に責任を持つ姿勢」です。

自転車もまた、社会の一員。
軽やかに走る自由の裏には、きちんとした責任がある。
そんなことを、腕の内出血が教えてくれました。
(思い出すと少し痛いですが、もう治りました。)

どうか皆さま、自転車も“車両”であることを忘れずに。
そして、もし何かあれば、遠慮なく警察へ。
自分を守る行動は、決して大げさではありません。


※本記事は筆者の体験をもとにした一般的な情報提供です。個別事案は状況により判断が異なります。 不安がある場合は、警察・医療機関・専門家へご相談ください。