2019/7/4

【備忘録】衛生管理者2種試験対策

【備忘録】衛生管理者2種試験対策
兄弟弟子の行政書士さんに引きずられるように(?)、衛生管理者試験2種を受けることになりまして。久々の国家資格受験となりましたので、どんな対策?をしたのか備忘録程度に記します。
 
3月5日テキスト入手
兄弟弟子 D先生はとてもテキパキした方。いろいろ手際よく調べてくださるので、もう、私は「良きに計らえ状態」(こらこら)。Amazonで新星出版社の「第2種衛生管理者 集中レッスン」1200円と「第2種衛生管理者 過去8回」1100円をゲット。

 申し込み~受験票届く
受験費用は6,800円。合格率は50%くらいのようだが、不合格だとちょと痛い金額なのでまじめにやろう!と決意。

・・・・・決意するも、勉強に着手するは、本試験前
本試験(6月25日)2週間前の12日日、D先生に1Pもテキストをめくれていない事実を伝えたら、「ああ・・・それは・・・」と絶句されました。でも、社会人って本当に、「勉強」のための時間とれない(涙)。テトリスですよ、あれやこれや降ってくる・・・と頭を抱えているわけにもいかず、さ!勉強!とテキストを開こうとしたら、勉強をする「スペース」がない!自宅リビングも自室も不整理・不整頓!!おいおい!受験票!やばいやばい。一番安全な、ご先祖様と阿弥陀様がいらshサルお仏壇に受験票をお供えする(おい!)。

 6月18日(火)
大掃除:自室とリビングの掃除はもう、革命的、地殻変動的な大仕事になってしまう。

 6月19日(水)
午前中は大阪市内で講師仕事。夕方のボーカルレッスンまでの間、食事と移動以外で3時間あいた! サイゼリアでランチを食べ、ティラミスを食べながらテキストを開く!
①テキストの冒頭 「第2種衛生管理者最新公表問題の分析」
・試験の構成をチェック
・各科目の特徴と頻出箇所を理解
②「直近の法改正情報」をチェック
・テキスト本文と見比べ、改正個所に目印をつけておく
⇒ざっと見たかんじで、自分が一番「楽しく」勉強できそうなところにアタリをつける。「労働生理」がとっつきやすそう!高校時代は生物選択ではなかったのですが、「ブラック・ジャック」にあこがれて、人体図鑑をよく読むへんな学生だったのがよかったのか?専門用語に抵抗感なし(笑)。家庭科の知識も生きる(家庭科は、実は、中高とも学年で1番でした。実技はほどほどでしたがペーパーテストで稼いでいたので。人生、何がいつ役立つかわからないものです。)
ただ!この日、サイゼリアでは、全体を見渡すのみ。

 6月20日(木)
今年は正月からダンナが骨折寸前の捻挫をしたり、自分も段差も何にもないところで転倒したり、まさかのキャンセルを食らったり、ロック難聴が治癒しなかったり、やたら「不幸・不運が」続いていたので「よし!お祓いに行こう!」と決意。同じく、3月に段差もなんにもないところで転倒し肩を複雑骨折した「Pちゃん(53歳)」と京都祇園の「八坂神社」にお祓いへ。ハンサムな神主さんのさわやかな祝詞に心洗われる。Pちゃんとは平成元年新卒入社時以来の親友。夜までがっつり「ガールズ・トーク」。テキストは開けず。

 6月21日(金)
次週予定のセミナー資料の作成が2本。留学生向けの経営戦略(ドラッカーについて)と、OSAKAしごとフィールドさんでの、採用責任者様向けセミナーのために。夕方は外出予定!自分にこんな速度の作業ができるのか!と驚くスピードで資料を完成。(それぞれパワーポイントで70ページほど) 夕方16時からお出かけ。ビジネスパートナーのコンサルさんがプロデュースする映画の盛り上げイベントのちょっとしたお手伝いに。帰りはダンナが車で迎えに来てくれたのだが、なんと夕食を食べてないと!外食して帰宅。テキスト開けず。

 6月22日(土)
午前中は洗濯と簡単に台所片づけ。
13:30から、楽しみにしていた「グラフィック・レコーディング」の勉強会。実力養成編ということで、ご参加者も「慣れた」方が多くレベル高い!先生の軽妙なトークと素晴らしいテクニックに感嘆しきりのひと時。17:00終了。
天神橋筋商店街で、かき揚げがっつりのぶっかけうどんを食べたら西梅田へ。来年8月の某試験に向けての講座が本日スタート!19時から21時15分まで。
素晴らしい「思い」とキャリアをお持ちの講師陣に大変満足。帰宅したらほぼほぼ23時。テキスト開けられず。

 6月23日(日)
予定では、ダンナと義母と一緒に鳥取の義母の生家のお墓参り。2か月前から組み込まれた予定ではあったが、25日の本試験まで何もできていない。棄権するか?捨てるか?逃げるか?悩みぬいたが、お墓参りに参加しないことをダンナに申し出る。「いいよー。勉強しときー。」と朝9時には出かけて行った。が!!あろうことかというか、二度寝した私。疲労がスパッと回復しない最近。「寝れるときに寝る」という睡眠欲が強くなっている。布団脱出は10:30。だがしかし!なぜ、私が何もしないと我が家は荒れるのだろう。洗濯物の山を成敗しながら、リビングの掃除、台所の掃除、庭の掃除。蚊に刺されまくりかゆみがとれなくて急きょ、風呂に。士業でコンサルだが、ハードロッカーの私は、52歳だが超ロングヘア。ヘアセットはものすごく時間がかかる。テキストを開いたのは。。。。。16:00だった。。。。。。「やばい(汗)」
ついにテキストを開いた。
③労働衛生も家庭科の知識が生きるかも?労働衛生のテキストと過去問の該当箇所をつぶしていく。・・・・がその途中、19:00前にダンナが大きなスイカ、大量の野菜、義母様に仕出しを取ってもらったカツどんなどなどをお土産に帰ってきた。
ダンナ「どう?(勉強)はかどった?」
私「うん、まあ、はかどったというか。。。。」口ごもる。
夕食が済んだ20:30。21日に仕上げた、専門学校とOSAKAしごとフィールドの資料に目を通してみる。一度書いたものをねかしてみてみると、冷静にチェックできる。冷静に・・・・。なんじゃこりゃーーーーーー!ぜんぜんおもしろくない!そこから「大工事」スタート。早く勉強がしたいよー。でも、終わらないよー。もう、手直しなんてもんじゃないよー。全ボツだーーー。 両方の資料を、ご担当者様に「送付」したのは「27:00」だった。つまり午前3時。

 6月24日(月)
昨夜(というか早朝)寝たのが3時半だったのでもう、起きれない。自由業ビバ!だが10時には起床。宅配で届いたお米を米びつに入れたり、庭のトマトやアロエに水をやり、ブランチ(ほぼ昼ご飯)を食べ終わり机に向かったのは13:00。
④労働衛生→労働安全衛生法→労働基準法→労働生理 の順番に、テキストの精読と過去問の該当箇所を説く。
⑤使用テキストは非常にわかりやすく、必要最小限な情報が詰め込まれている。が、「有効なムダ」はない。「温熱環境」のところで出てくる「乾球温度」「湿球温度」「黒急温度計」のイメージが「絵」にならないので頭に入らない。ネットでググり、写真をチェックする。「アウグスト乾湿計」って言われてもアウグストさんが誰かわからない。調べる。「アスマン痛風乾湿計」?誰?アスマン。得意なつもり?の労働衛生でも、「血球」がなかなか整理できなかった。だが、ググってみると、血液の病気の専門病院さんのアップしている情報が非常にためになりました。アニメ「はたらく細胞」にも出会ってしまいました。ファンの方が作った「白血球」の動画が強烈にかっこよくホレそうになりながら血球整理。
ああああ!やっと一回りできたけど、過去問形式で回答したいよ。でも、肩が首が限界だ。うぎゃ!先週、現実逃避のようにきれいに片づけた自室。それまで物置のようになっていたエレクトーンはいつでも弾けるように「さっぱりした面持ち」で、私の背後にいる。長らく弾いていなかったので、つい、なつかしさからいろんな楽譜を引っ張り出して引き倒してしまった。17時から18時まで。1時間だけ。
⑥気分転換ができたら、8回分の過去問を回す。何回できるか?結局1回だけだった。古いものから順番にといていき、〆は平成30年10月。8割は取れている。だが2回目なのに全問正解にはならない。不安を残しながらも、明日の持ち物をカバンに詰め込む。就寝26時。

 6月25日(火)快晴!
加古川までWEBに公開されている過去問を解いていく。平成30年10月。全問正解。同日1種を受けるD先生と加古川駅で待ち合わせ。5分遅刻。ごめんなさい。駅前の定食屋さんでカツどん定食を平らげる。D先生は海鮮丼(ネギトロ丼?)。 試験会場まではタクシーで行くと早い。1時間前に到着。1階でしばらくテキスト見直し。蚊がいるのでちょと危険。30分前に試験会場へ。

試験会場は広々として、清潔な感じ。お手洗いも冷房は聞いていないが混雑もなく問題なし。受験上の注意事項でユニークだなと思ったのは、ポケットに手を入れるな、とか、解答用紙を手元におけ、とか(問題用紙を手前にして、体から遠いところに解答用紙を置くと「カンニング」の疑いをかけられる。 つい、うっかり、やっちゃったけど。) サクサク解答してったらなんと、50分足らずで終わってしまった。いやいや、もう一度、読み直そう。昨夜もいささか寝不足気味で頭の周りがいいとはいえない。とんでもない問題の読み間違いをしているかもしれない。 でも、答えは変わらない。難易度の高い1種のD先生はまだかもしれないけど、早めに試験会場でよう。決意して挙手。問題用紙、解答用紙を確認してもらい、立ち上がって振り返ったら、なんと、私含めて5人しか受験生はいなかった。あとの数十名はもうとっくに退出していた。1階に降りるとD先生はすがすがしい顔で立っていた。お待たせしましたー。朝からずっとお待たせしっぱなし。
帰り時間にはタクシーが沢山来てくれるので、加古川駅までまたスムーズに移動。

よほどのことがない限り、間違えた自覚はないので合格してるんじゃないかな?と思いながら待つこと1週間。その間、6月28日には38年ぶり?にぎっくり腰に。。。。

 7月2日(火) 
WEBにて合格を確認できました。よかったよかった。D先生も無事1種合格されたとのことです。(おめでとうございます!)  
ということで、ぎっくり腰という置き土産付きで突貫工事の試験大作戦は無事完了したのでした。