2019/8/20

人材難時代!人材採用手法の脱昭和?・脱明治?を

私自身、「後継者」でありながら何もできないまま父(貿易業経営)を亡くした身としては、砂を握りしめながら地面をたたきたくなる辛さを覚えます。また、「先の人手不足時代」っていうと、なんか変な表現ですが…バブル期以降、採用戦略・戦術にかかわる仕事に20年以上関わってまいりました身としては、なんとか「人と組織の出会いとマッチング」で悩む会社の力になりたいと思います。

ですが、採用活動において、なかなか思い通りの結果が出せない企業さんには、ちょっと共通点がある気がします。なんとか打開策につなげていただければと思いますので、厳しいお話もいたしますと。。。。あ、そうそう、人材あっせん企業の担当営業マンは「気を使って」本当のことが言えてないことが多いので、気づく機会がない人事ご責任者さんも多いようなのですが・・・。

良い仕事ができて、よい商品やサービスがあるにもかかわらず、人材確保に関する考え方が…昭和…いや…まだ明治時代のような、「古さ」と申しますか、時代にそぐわない「ミスマッチ」やすれ違いを放置されついるようなのです。

ビジネスの本業には果敢にチャレンジされているのに、なぜか、人に関しては何も対策していないにも等しい、そんなもったいない企業様も。

失われた20年などと言ったりしますが、「人材採用に戦略的に人やお金を投資をしていた時代」を知る経営者や人事ご責任者は、この氷河期時代の間に、採用実務から離れてしまったり引退してしまったのでしょうか?
今、採用活動に臨んでいる方々はおそらく30代から40代の方々が中心かと思いますが、おそらくご自身は「厳しい」「選ぶ採用」を戦いぬいた経験しかない方がメインですよね?バブル期はほんの数年。その数倍もの長さが「厳選時代」でした。…が…その後遺症?でしょうか?

今もなお、氷河期並みの「厳選・選ぶ採用」パターンの企業様が散見されるようです。
圧迫面接や形式的書面主義、無駄に回数の多い面接などなどで、「機会喪失」されているようです。

ほんの少しの工夫や配慮で選考の中味も結果もかわるのにもったいないことです。

採用活動は、マーケティング活動そのもの、営業活動そのもの。

営業マンは、まず、身だしなみや挨拶マナーやルールを守り、お客様におぼえてもらい、「第一想起」されるようがんばりますよね!そして「この営業マンはいい感じの人だなー」と「ファン」になってもらいます。「好感」を持ってもらうように頑張りますよね。

はい、そうなんです!
それだけです。「好感をもってもらう」。人事担当に対しての好感、仕事内容に対する好感、業界に対する好感。どんなに難しい仕事、厳しい業界でも、今、頑張っている方がいる、待っていて下さるお客様があるということは「魅力」があり「強み」があるのです。
そこを候補者の方にしっかりとお伝えするために、人材採用の最前線にいらっしゃる方は、すべての面接に関わる方は、この初めの第一歩「好感」を持っていただくということを外しては「選ばれない」。そんな令和の採用市場。
初めて人事担当者になった方々そして経営者様!! 大丈夫です!入社後活躍できる方々が御社を大好きになってくれる方法、考えてまいりましょう!私も一緒に考えます✨

今日は、ひととそしきのコンサルタントとして✨

「人手不足で倒産」高水準:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO48688420X10C19A8EA2000/