2019/7/16

知名度だけでは見誤る 個性生かせる企業探そう:日本経済新聞を読んで

前職の尊敬する先輩、雇用ジャーナリスト海老原嗣生さんのコラムが日経の夕刊に連載されています。本日の文末よりご紹介。

「中小でもきらりと光る企業、何より子らの個性を生かせる企業も多々ある。ところがそうした企業は、『名も知らないから心配』と子供の気持ちを句だ行くような発言をしがちだ。これは絶対避けたほうが良い」

これ、実は転職エージェント時代、内定が決まって入社意思決定フェーズになった候補者の気持ちを砕く「奥様」の大反対、いわゆる「嫁ブロック」にも聞かれた言葉だったりしました。(もちろん「親ブロック」にも。)。

大手企業でのキャリアではご自身の才能や思いが活かされないので新天地を選ばれているのに、その企業があまりテレビCMなどでは見ない会社だと、奥様な激烈な大反対をするという話。だいたい「気分」や「思い込み」での大反対なので大反対はロジカルなものではなく、時として「半狂乱」な夫婦げんかに発展することも・・・・。しまいに、「そんな知らない企業(ろくなもんじゃない、と決めつけ)を紹介する人材会社も極悪!悪徳!アドバイザーに騙されている!」となり、いたたまれなくなった候補者さんは内定辞退、あるいは転職中止・・・となる。最悪なパターンは、何のために転職するのかわからなくなるような、現職とさして変わらない「有名企業」に中途社員として入社となる・・・・。
転職においても、知名度や規模だけで判断するのはさけてほしいなあ。。。と、思いました。

海老原さんのコラムはこちらから↓

■参照・参考:
知名度だけでは見誤る 個性生かせる企業探そう:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO47367980W9A710C1EAC000/